本のムシはやがて蝶になる

感性を磨き続けたいアラフィフ主婦の読書記録。好きなジャンルはアート、音楽、メンタル、生き方など。ちょっぴり繊細なHSP気質。

【読書記録】『聖なるあきらめ』が人を成熟させる/鈴木秀子・著

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年齢を重ねると体力は少しずつ衰えてくるけど
『エネルギーをうまく分配する』という能力が
若さと引き換えに上がってくる。

限られた時間を有効に使うために
自分の努力が活かされないことについては
エネルギーを注ぐことはやめる。

『あきらめる』という言葉からは
『断念する』『逃げる』という
消極的な姿勢を思い浮かべそうになりますが、
聖なるあきらめは『逃げる』どころか
『現実を受け止めて』自分の成長のために
理想に向かって最善の道を
選び取っていくことにつながる。

聖なるあきらめとは正しい選択をすること。

『相手の一言一句にこだわらない姿勢』が
人づきあいをよい形で長続きさせることに
つながる。

言葉には二面性があることを理解しておけば、
何を言われても自分の状況を明らめることができる。
『認められたい』『褒められたい』という
執着にこだわりすぎない。
それに依存してしまい、
自分の本当の気持ちを殺すことになってしまうから。

 

あきらめるべきなのか、
ただ逃げているだけなのか判断に悩みそうだけど
きっとこだわり過ぎるなということなんでしょうね。