【読書記録】『羊と鋼の森』宮下奈都 著
高校生の時に
偶然ピアノの調律師と出会い、
調律の世界に魅せられて、
調律師を目指していく青年が
成長していく話。
それぞれ自分の価値観や
スタンスでプロとして仕事をしている、
いろんなタイプの調律師の先輩方や
ピアノを愛するお客さんたち。
いろんな人たちとの関わりから
成長していく青年の姿が
温かい文章で綴られています。
ピアノの音を表現する言葉が
とても豊か。
また主人公が感じる心理描写が
静謐で美しくて
読み終わったあと、
清々しい気持ちになりました。
2018.6 の読書記録です。
『羊と鋼の森』を読んで
宮下奈都さんの世界が
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合唱を通して成長していくお話し。
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