グアテマラの弟 作者:片桐はいり 幻冬舎 Amazon 中米のグアテマラの古都•アンティグアで暮らす弟を訪ねる旅の話。そこでの約半年間の暮らしや出来事、文化などを書いた片桐はいりさんのエッセイです。 グアテマラの市場に行ったときのこと 黄色や赤の車体に…
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫) 作者:中村 文則 集英社 Amazon 養護施設で育った孤児の刑務官の“僕“が主人公。時々犯罪性を帯びた行動をし、いつか何かやってしまうのではないかという混沌を抱きながら生きている。 刑務官としてどこか自分に似た“山井“と…
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) 作者:ブレイディみかこ 新潮社 Amazon 著者のブレイディみかこさんは英国•ブライトン在住。 ブライトンには私も語学留学で2年ほど滞在したことがあるので興味があって読んでみました。 人種も貧富の…
ざーっと、2021年に読んだ本です。 仕事の昼休みにちょこちょこ読んでいるだけなので 冊数はあまり多くないのですが、 昨年からなるべくスマホを見るのをやめて 読書する時間を作るようにしています。 コロナ禍で予定外に転職することになって 自分のやりた…
きっとあの人は眠っているんだよ: 穂村弘の読書日記 (河出文庫) 作者:穂村弘 河出書房新社 Amazon 歌人 穂村弘さんの読書日記。ことばのプロの読書日記ってどんなのだろう?と興味本位で読んでみました。 純文学、ミステリー、漫画、SF、絵本、歌集、評論、…
護られなかった者たちへ 作者:中山 七里 NHK出版 Amazon 東日本大震災の仙台が舞台の長編推理小説。 生活保護をめぐる連続殺人事件の話。 日本が抱える社会福祉問題、災害や貧困、生活保護について考えるきっかけになりました。 護られなかった人たちとそれ…
第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫) 作者:又吉 直樹 幻冬舎 Amazon 又吉さんの本を初めて読んでみた。又吉さん自身の経験などおもしろエピソードを綴ったエッセイと好きな本の紹介なのですが、エッセイが9割本の紹介が1割という感じでこんな書評の書き方も…
頭のうちどころが悪かった熊の話 (新潮文庫) 作者:みきえ, 安東 新潮社 Amazon 小泉今日子さんの書評を読んで出会った本。 ヘンテコなタイトルが気になり、イラストに心を奪われてこの本を手に取った。 本を開いてみるとたくさんの生き物たちが登場する7つの…
老人と海(新潮文庫) 作者:ヘミングウェイ 新潮社 Amazon 最近、名作と言われる作品を読んでいなかったので ちゃんと読んでみようと思いこちらを古書店で買いました。 【あらすじ】 キューバの老漁師・サンチャゴは長い不漁にもめげず小舟に乗りたった1人で…
手のひらのトークン (新潮文庫) 作者:水丸, 安西 新潮社 Amazon 安西水丸さんは私が20代の頃憧れていたイラストレーター。 安西水丸さんのシンプルでよどみのない線、見るとすぐに水丸さんの絵だとわかる独特のタッチ。どこか力の抜けた感じが好きでした。 …
THE LFEE 高見沢俊彦 音叉 文庫 サイン本 !!ロックバンド 髙見沢俊彦 X JPNYOSHIKI ギター 桑田佳祐 ノーブランド品 Amazon 1973年に明治学院大学のキャンパスで結成されたTHE ALFEEのリーダー・高見沢さんの小説家デビュー作。 高見沢さんは音楽だけでなく…
美容常識の9割はウソ 作者:落合 博子 PHP研究所 Amazon 私の普段のお肌のケアは洗顔のあとに化粧水とスクワランオイル2滴を手のひらに馴染ませてのせるだけ。 ラクなのでずっとそんな感じでしたがアラフィフになって何か高機能化粧品を使わなくちゃいけない…
わたしのマトカ 作者:片桐はいり 幻冬舎 Amazon 片桐はいりさんが、映画『かもめ食堂』のロケで1ヶ月滞在したフィンランド。そこでの体験や感じたことが綴られたエッセイです。 片桐はいりさんがこんな面白い文章を書かれるなんて!観察力があるし、それを表…
『センス』とは人それぞれが持っている美学のあらわれ。 仕事も暮らしもある程度のレベルまではどんな人でも到達できるけどそれ以上の高いレベルへ行くにはその人が身につけている『センス』の良し悪しで左右される。 自分らしさを磨いた『センス』を身につ…
映画『ブックセラーズ』を観てきました。 世界最大規模の“ニューヨーク ブックフェア“に集うブックセラーたちの世界に迫るドキュメンタリー映画。 業界で名を知られるブックディーラー、書店主、コレクター、本を探し、本を愛する個性豊かな人たちが登場して…
青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫) 作者:村山 由佳 集英社 Amazon 精神的ショックで言葉を失った少女が オーストリアのイルカ研究所でイルカの世話や、自閉症を患う3歳の女の子のお世話をしながら成長していくストーリー。 静かな海、青く澄ん…
仕事にしばられない生き方(小学館新書) 作者:ヤマザキマリ 小学館 Amazon 著者のヤマザキマリさんは漫画家で、映画にもなった『テルマエロマエ』の作者です。 17歳で絵を学ぶためにイタリアへ留学しイタリア、シリア、ポルトガル、アメリカ、日本と生活習…
「聖なるあきらめ」が人を成熟させる 作者:鈴木秀子 アスコム Amazon 年齢を重ねると体力は少しずつ衰えてくるけど『エネルギーをうまく分配する』という能力が若さと引き換えに上がってくる。 限られた時間を有効に使うために自分の努力が活かされないこと…
ちょっと「敏感な人」が気持ちよく生きる本 「いろいろ気になる」とは「よく気がつく」こと (王様文庫) [ 苑田 純子 ]価格: 770 円楽天で詳細を見る この本に書いてあるアドバイスは以前通っていたカウンセリングで受けた内容とほとんど同じでした。 人が…
美しいものを (花森安治のちいさな絵と言葉集) 暮しの手帖社 Amazon 暮らしにゆるぎない哲学を持たれていた 『暮らしの手帖』の初代編集長•花森安治氏の 心に響く言葉と沢山の挿画が本当に美しく お洒落です。 暮らしを脅かす戦争を体験してもなお、暮らしの…
音楽家の名言 あなたの演奏を変える127のメッセージ 作者:檜山 乃武 ヤマハミュージックメディア Amazon 有名ピアニストや偉大な作曲家たちの 名言を集めた本です。 少し解説もついています。 彼らの音楽に対する理念や志を 感じることができました。 学校で…
自分を操る超集中力 作者:メンタリストDaiGo Audible Studios Amazon 図解 自分を操る超集中力 作者:メンタリストDaiGo かんき出版 Amazon 家族と生活を共にし 仕事に家事であっという間に 1日が終わってしまう。 集中力を上げて時間をいかに 捻出するかとい…
ネガティブな人ほど運がいい! ? 作者:メンタリストDaiGo ベストセラーズ Amazon 『運命に翻弄される』 という表現があるが、 運にコントロールされるのではなく、 運をコントロールすることを心がける 『あの人は運がいい』と思われている人は実は運だけに頼…
風に舞いあがるビニールシート (文春文庫) 作者:森 絵都 文藝春秋 Amazon 自分だけの価値観を守り懸命に 生きる6人を描いた短編集。 人にはそれぞれ 「人生における大切なこと」がある。 大切なものに対する迷いや 葛藤、決意、色や形は 全く異なるけれど共…
ベニシアの言葉の宝箱 (猫のしっぽ カエルの手) 作者:ベニシア・スタンリー・スミス 世界文化社 Amazon イギリス文化が好きで もう20年前になるけど イギリスへ語学留学もしていました。 四季折々の自然を感じながらひとつひとつの物事を愛おしみ、丁寧に暮…
結局、まじめな人が一番強い!: この性格は一生の財産! (知的生きかた文庫 わ 9-14) 作者:和田 秀樹 三笠書房 Amazon 自分もそうなんだけどまじめな人って感受性が強くて 相手に不快感を与えたくないとか、 自分がどう思われるかを気にしてしまい 取り越し苦…
志村流―当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する (王様文庫) 作者:志村 けん 三笠書房 Amazon 志村けんさんが52歳の時に書かれたもので、 生き方や考え方がよくわかる内容でした。 子供の頃に笑わせてもらった志村けんさんに、 今度は人生につ…
ヘトヘトに疲れる嫌な気持ちがなくなる本 (中経の文庫) 作者:石原 加受子 KADOKAWA Amazon 図書館や書店で このジャンルの本に目が行く時は 少し疲れているのかなと思う。 嫌なことを言われた時に すぐに言い返すことができず、 自分が我慢すればいいやと思…
「言葉にできる」は武器になる。 (日本経済新聞出版) 作者:梅田悟司 日経BP Amazon 子どもの頃から話しベタな私。だから絵を描いたりすることが 好きでした。 今はブログを書いて何かを伝えようと 試みてみるけど どうも伝わる文章が書けない…。 自分のなか…
羊と鋼の森 (文春文庫) 作者:宮下 奈都 文藝春秋 Amazon 高校生の時に 偶然ピアノの調律師と出会い、 調律の世界に魅せられて、 調律師を目指していく青年が 成長していく話。 それぞれ自分の価値観や スタンスでプロとして仕事をしている、 いろんなタイプ…